今回はFinal Cut Proで動くクロップを作ってシーンを映画風に見せる方法を紹介します!
上手く使えばVLOGがより素敵になるわね!
こんにちは、suzutoです。
記事をご覧いただきありがとうございます!今回はFinal Cut Proでキーフレームを使ってクロップを動かして映画風にする方法を紹介します。
説明しても分かりにくいので完成形をご覧ください。
強調したいシーンなので使えば動画が映画風にリッチになります。すごく簡単に作れますのでぜひお試しを!VLOGなどにおすすめです。
では早速作り方を見ていきましょう!
Final Cut Proで動くクロップの作り方
作り方は3ステップで解説します!
調整レイヤーをクリップの上に配置
まずは素材となるクリップを配置して、映画風にしたいクリップの上に調整レイヤーを配置します。
調整レイヤーは直接クリップにエフェクトを適用させなくても調整を適用できるものです。
調整レイヤーはとても便利なのでぜひ使い方をマスターしてください。
調整レイヤーが配置できたらいよいよクロップ設定をしていきます。
クロップの始点のキーフレームを設定
まずは先ほど配置した調整レイヤーを選択した状態でクリップの始点にカーソルを合わせクロップの上下にキーフレームを打ちます。
キーフレームはクロップ設定の上下の設定項目の右側の🔸ボタンみたいなものを押します。(右側の🔸みたいなマークがつけばOK↓)
さらに調整レイヤーを選択してクリップの始点から10フレームくらい進めたところにタイムラインのバーを合わせて上下のクロップを「140px(お好みでOK)」設定します。
設定したら同様にキーフレームを打ちます↑
これで始点側のキーフレームの設定は完了です!
クロップの終点のキーフレームを設定
次は終点側のキーフレーム設定をしていきます。調整レイヤーを選択して、クリップの終点から10フレーム手前のタイムラインにバーを合わせます。
合わせたら上下のクロップが「140px」になっているのでキーフレームを打ちます↑
最後に調整レイヤーを選択した状態でクリップのタイムラインの終点にバーを合わせて上下のクロップを「0px」に戻します。
これでキーフレームの設定は完了です。再生のテストをしてみましょう!
あとはクリップにBGMを追加したり、スローモーションにしてみたりして微調整してみてください。より映画風にすることができます!
キーフレームを打ち忘れると動かないのでうまく動作しない場合はキーフレームの打ち忘れがないか確認してみましょう!
動くクロップで動画をリッチにしてみよう!
今回紹介した方法は意外と簡単にできるのでぜひ試してみてください。
STEP1
調整レイヤーをクリップの上に配置
STEP2
クロップの始点のキーフレームを設定
STEP3
クロップの終点のキーフレームを設定
単にレターボックスで黒帯をつけるよりリッチに仕上がります。注意点としてはキーフレームの打ち忘れがないようにしてください。
簡単にできてVLOGもワンランクレベルアップね!
動画編集を楽しんでいきましょう!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。