こんにちは、suzutoです!
突然ですが、カメラのマニュアルフォーカスって使ってます?
マニュアルフォーカスで撮影するって面倒くさくない。難しいし、オートフォーカスで良くない?
ボクも最初はそうでした。でもマニュアルフォーカス専用のレンズでマニュアルフォーカスで撮影していると、なんか楽しいじゃん。と思うことがありました。
今回はそんなマニュアルフォーカスの楽しさとかメリットデメリットをお伝えできればと思います。
あなたが写真撮影の世界で新たなスキルを獲得し、創造力を一段と引き立てるための一歩を踏み出すためのガイドとなることを約束します。この記事を読むことで、マニュアルフォーカスの基本的な使い方からその魅力まで、理解を深め、あなたの写真撮影技術に新たな次元をもたらすためのヒントを得ることができます。
今回の記事では、写真撮影の魅力を最大限に引き出すための重要な要素の一つである、カメラのマニュアルフォーカスに焦点を当てます。マニュアルフォーカスとは、独自の視点と創造性を写真に表現するための強力なツールです。
ただし、このツールを最大限に活用するためには、そのメリットとデメリットを理解し、どのような状況で最も効果的に使えるのかを知ることが必要です。
この記事では、マニュアルフォーカスのメリットとデメリットを詳しく説明し、あなたがこれを使ってどのように写真撮影のクリエイティビティを高めることができるのかを示します。また、マニュアルフォーカスが必ずしも最適な選択であるとは限らない状況についても触れます。
一緒に写真撮影の新たな視点を探索しましょう。この記事があなたの写真撮影の旅における新たなステップとなることを願っています。
マニュアルフォーカスのメリットデメリットって?
マニュアルフォーカスのメリット
マニュアルフォーカスのメリットを以下にまとめました。
- 完全なピントコントロール
- クリエイティブな自由度
- 低照度での性能
完全なピントコントロール
カメラを通して世界を見るとき、目の前のもの全てがクリアに見えるわけではありませんよね。近くにあるものがはっきり見えて、遠くにあるものがぼんやり見えたり、逆に遠くのものがはっきり見えて近くのものがぼんやり見えたりします。これは「ピント」が合っている場所が変わるからです。
ピントを調整するとは、具体的には、どの部分をはっきり(シャープに)見せ、どの部分をぼんやり(ボケさせ)見せるかを選択することです。
奥にピントを合わせる。前ボケ表現も思うがまま!
マニュアルフォーカスを使うと、自分でピントを合わせる場所を選ぶことができます。それはまるで、目の前のものを指で指し示すようなものです。カメラに「この部分をシャープに見せてね」と伝えるのです。
マニュアルフォーカスはすごくシンプルな動作なので以下試してみてね。
- レンズをマニュアルフォーカスモードにセットする: レンズの側面にあるスイッチで、”AF”から”M”に切り替えます。これで、カメラが自動的にピントを合わせるのを止め、あなたが手動でピントを合わせることができるようになります。
- フォーカスリングを回す: レンズの前端部分にある大きなリング(フォーカスリング)を左右に回すことで、ピントを合わせることができます。近くのものにピントを合わせるにはリングを一方向に、遠くのものにピントを合わせるには反対方向に回します。
- ファインダーや画面を見てピントを合わせる: ファインダーを覗いたり、液晶画面を見ながら、フォーカスリングをゆっくりと回します。目的の被写体がシャープに見えたら、その位置でリングを止めます。
この撮影体験、「不自由さ」がすごく楽しいんです!!
クリエイティブな自由度
ニュアルフォーカスは、深い奥行きのある風景から、アーティスティックなボケのあるポートレートまであらゆる自由な表現をすることができます。
ピントをどこに合わせるか自由に選ぶことができます。これにより、視覚的な重点をどこに置くか、どの部分をぼかすかを自由に決定できます。これは視覚的な物語を語る上で強力なツールとなります。
背景や前景を意図的にぼかすことができます。これにより、被写体を強調し、画像全体の深みを増すことができます。
少し画質の悪い昔ながらのフィルムのようなぼやけたような表現から逆にシャープな今風な高画質な表現。物語性のある写真を表現することができます。
低照度での性能
AF(オートフォーカス)システムは、暗い環境では苦闘することが多いです。一方、マニュアルフォーカスを使えば、暗闇でも確実にピントを合わせることができます。
暗い場所でのオートフォーカスは迷うことが比較的多いんです。なかなかピントが合わなかったり、ピントはそこじゃない・・・ってことありますよね。
そんな時はマニュアルフォーカスで自分でピントを調整するのが役に立ちます。
マニュアルフォーカスのデメリット
マニュアルフォーカスのデメリットもあります。
- 単純に練習が必要
- 動きの速い被写体が苦手
- 撮影時の見落としがあるかも
単純に練習が必要
マニュアルフォーカスは初めて使う人には難易度が高く感じられるかもしれません。しかし、練習すればするほど、より正確で速くなります。
ピントリングの回し方。被写体との距離感などが特に難しい。
動きの速い被写体が苦手
速く動く被写体を撮影する際には、オートフォーカスが一般的には優れてます。オートフォーカスはピントを合わすまでに時間がかかるからです。
撮影時の見落としがあるかも
マニュアルフォーカスを使用すると、フォーカスが合っていないと思われる部分を見落とす可能性があります。特にボケを強くする(F値を小さくする)と全然ピントがあってないじゃん・・・ってことがあるんです。
オートフォーカスのメリットデメリット、一長一短があるんだね。
でもマニュアルフォーカスが上手くなると、楽しく撮影できるようになるね。
マニュアルフォーカスの魅力
マニュアルフォーカスは、あなたの写真撮影に多くの可能性と表現力を与えます。技術とクリエイティビティが混ざり合うこのマジックボックスの中では、あなたはカメラの背後に立つだけでなく、一枚一枚の画像がどのように形成されるかを決定するアーティストになることができます。
マニュアルフォーカスは、一見難しそうに見えますが、練習と経験を積むことで、撮影の達成感と満足感を大きく高めることができます。
そうは言っても、マニュアルフォーカスが全てのシーンや状況で必ずしも最善の選択肢ではないことを理解することも重要です。速いアクションを捉えるためには、オートフォーカスが有効であることが多いです。
しかし、静物撮影や微細な調整が必要な状況では、マニュアルフォーカスの精度と柔軟性が優れた選択となります。
マニュアルフォーカスは、まさに写真魔法みたいなものだと思っています。
その力を手に入れることで、暗闇でもピントを合わせることができたり、アートのようなボケを作り出すことができたりします。しかし、そんな魔法の力を使うには訓練が必要です。それはまるで、魔法使いが新たな魔法を覚えるのと同じですね。
そして、どの魔法も万能ではないことを忘れないでください。速い動きを追いかけるのには、別の力、オートフォーカスの力が必要な場合もあります。
今日はあなたが写真の魔法使いとしての新たな力、マニュアルフォーカスを手に入れる日です。その力を使って、あなたの写真が語る物語が、これまで以上に鮮やかで魅力的になることを願っています。
ボクもマニュアルフォーカスを練習してガンガン素敵な写真を撮影できるように精進していきます。一緒に写真ライフ楽しみましょう!!