色彩検定2級を受けたいんだけど、合格するためにどのくらい勉強したらいい?コツとかも教えて欲しいです。
合格した経験をもとに勉強時間やコツなどを解説するね。
こんにちは、suzutoです。
色彩検定2級は、色に関する専門知識を要求される試験で、ビジネスシーンでも役立つレベルの知識を身につけることができます。
ボクはWebデザインを勉強しているため、サイトの色の配色、文字色、画像の色彩調整などに役立てるために受験することに決めました。
本記事では、色彩検定2級の合格に必要な勉強時間と効果的な勉強法について詳しく解説します。実際の受験者の体験談や勉強法を基に、試験の合格率や難易度を踏まえ、どのように勉強するべきかを具体的にご紹介します。
この記事を読むことで、色彩検定2級の合格への道筋が見えてくるはずです。独学での合格が十分可能であることを理解し、効率的に学習計画を立てるための情報を提供します。
この記事を書いているボクは2023年11月冬季試験を受けて合格することができました。
色彩検定2級の勉強を始めようと考えている方、または勉強を進めているが方向性に迷っている方もぜひ参考にしてみてください。
色彩検定2級の合格率と勉強時間の実態
色彩検定2級は、合格率が約70%と比較的高い水準にあります。例えば、2020年には9,466人が受験し、そのうち7,346人が合格しています。この合格率から、適切な勉強方法を取れば、十分合格が可能であることがわかります。
では、合格するためにどのくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。一般的には、約1ヶ月の準備期間が推奨されています。平日は1~2時間、土日や祝日は4~5時間程度の勉強を意識すると良いとされています。
ボクが実施した具体的なスケジュールとしては、1ヶ月半前に参考書と過去問を購入して基礎を確認します。その後、1ヶ月前から過去問に挑戦するといった感じです。
実際に2級に合格したある受験者は、平日に約30分から2時間、土日には3時間ほど勉強し、合計で約70時間の学習を行っているとのことでした。ただし、この時間は個人差があるため、自身の理解度や学習スタイルに応じて調整することが大切です。
ボクは結構ずぼらなので、1日1問だけでも毎日継続しようと心がけました。毎日2時間とか長い時間を目標にすると挫折しやすいです。
色彩検定2級の効果的な勉強方法
効果的な勉強方法としては、まず参考書を1周読み、色彩検定全体のイメージを掴みます。次に苦手な部分を重点的に再度読み直しながら全問正解するまで過去問を繰り返し解いて問題のパターンを覚えるといった感じです。
ちなみに公式テキストは使用しませんでした。参考書と過去問のみで学習しました。なぜ公式テキストを買わなかったかというと、2級は3級の知識もいるため2級と3級のテキストを購入しなくてはなりません。
過去問も合わせるとかなり費用もかかり効率が悪そうだと思ったからです。なので網羅的に学習できるおすすめの参考書を調べて参考書と過去問に絞って学習することにしました。
ちなみに使ったのは以下の参考書と過去問のみです!
参考書は2級と3級が網羅されているので費用をかけたくない場合はおすすめです。
さらに、スケジュール管理の徹底、毎日継続して勉強を進めること、そしてスキマ時間を活用することも重要です。特にスキマ時間の活用には、色彩検定のオンライン講座アプリ「オンスク.jp」が有効です。
このアプリを使えば、移動時間や休憩時間でも効率的に学習を進めることができます。ちなみにボクはスキマ時間はYouTubeの一問一答などを聞き流しで聞いて勉強していました。
色彩検定2級のための具体的な勉強計画
ボクが実践した勉強法は以下の2つです。
- なるべく過去問から始めて問題のパターンを覚える
- 過去問で理解しにくいところは参考書でチェック
色彩検定2級に合格するための勉強計画を立てる際、まず重要なのは勉強のスタート時期です。合格に必要とされる約1ヶ月の勉強期間を確保するため、試験日の約1ヶ月半前には勉強を開始することが望ましいです。
勉強方法としては、参考書の2級の記載がある部分だけを重点的に覚えます。
具体的な勉強方法は「過去問>参考書」でひたすら過去問を繰り返して、間違えた箇所は参考書でチェックするみたいな流れで過去問の問題や演習問題の問題のパターンを覚えます。
この方法が一番実践的で知識が定着しやすい気がします。
2級で特に覚えにくいのは「慣用色名」でした。カラーが表示されて「この色は何という色ですか?」の選択題です。何かと関連付けながら覚えないとかなり覚えにくかったです。
2級は3級で勉強したことが前提となるので3級で勉強する「PCCS」はチェックしておいた方が良いです。PCCSは2級の問題で配色、色彩の問題で出題されます。
1日1問でも毎日継続的に学習することで、知識の定着を図ることができます。
2級は3級の知識も必要になるから、3級のポイントもチェックしとかなきゃ!
色彩検定2級の試験当日の心構えと最終チェックポイント
「たくさん勉強したけど、自信がなくて当日力が発揮できない・・・」こんなことってありませんか?
ボクも本番には強くないので色々工夫しています。
色彩検定2級の試験日が近づくにつれ、準備の仕上げとして最終的な確認が必要になります。試験前日までには、以下の点に特に注意しておくことが重要です。
最終復習と最後までやれることはやる
試験前日は、これまでの学習内容を総復習することが大切です。特に、苦手だった部分や頻出のトピックに重点を置いて復習しましょう。また、公式テキストや過去問をもう一度見直すことで、試験に対する自信を高めることができます。
試験開始直前の時間まで問題の想定をしておくのが良いです。
ボクがやった悪あがきといえばコレ、
色彩検定2級試験終わったー。
— suzuto【スズト】@ずぼらクリエイター (@bell_LoneWolf) November 12, 2023
最後の最後まで出来ることをやるのって大事だよ。
苦手なJISの慣用色名で自席の前の人が着ている服が「ミッドナイトブルー」だったな。みたいな感じで関連付けしておいたおかげで解けた問題あった。
最後まで悪あがきは大事ッス!#色彩検定
前の席の人の服の色を「慣用色」で関連づけておきました。そのおかげで解けた問題もあります。
こんな感じで最後の最後まで悪あがきじゃないですけどやれることをやっておくの大切です!
心理的準備
試験の成功は知識だけでなく、心理的な準備にも左右されます。不安や緊張を感じることは自然ですが、それをコントロールすることも大切です。リラックスするための方法を見つけ、心穏やかに試験に臨むようにしましょう。
当日はなるべく早めに試験会場の近くに行って、カフェとかで最終確認しておくと落ち着いて本番に臨めます!
必要な持ち物の確認
試験当日に必要な持ち物を事前に確認し、忘れ物がないように準備しておきましょう。筆記用具や受験票、身分証明書など、試験に必要な物はリストアップしておくと安心です。
前日に忘れ物がないかは必ずチェックしておくと良いです。特に身分証明書は忘れいやすいのでチェックしておきましょう!
最後の最後まであきらめないで出来ることをしてみよう!
【まとめ】色彩検定2級合格へ
色彩検定2級は、基礎から実務レベルの色彩知識を問われる試験です。本記事では、合格に必要な勉強時間と効果的な勉強方法を中心に解説しました。
過去問ベースで約1ヶ月の準備期間を設け、参考書と過去問を用いて効率的に学習を進めることが、合格の鍵です。
試験当日の心構えとして、最終的な復習と最後まであきらめない心理的準備が必要です。
色彩検定2級に合格するためには、計画的な勉強と継続的な努力が欠かせません。一番大事なのは、少しでもいいから毎日継続すること!
本記事を参考にして、効果的な学習を進め、色彩の世界での新たな一歩を踏み出しましょう。